5月28日午後1時17分、3058グラムで女の子を出産しました。
報告が遅くなりスミマセンでした;
最初は自然分娩でトライしてみようということで、誘発分娩のいろいろな痛い処置をされ、朝ごはんの後錠剤の陣痛促進剤を飲み、陣痛にも耐えてしばらく頑張ったけれど、やっぱり妊娠高血圧症がひどく上が常に200前後の状態。
このまま自然分娩でいくには命が危険との結論が出て帝王切開で出産しました。
そういう話は最初からあったし、手術に対してそれほど恐怖心もなかったけれど、痛いの我慢して今まで頑張ったのはなんだったの…とちょっと涙。
しかも、帝王切開と決まる前に、人工破水しましょうと手術室に移動してから様子見で30分待たされ、さらに手術が決まってから準備するのにもしばらく待たされ、その間も3分おきくらいに陣痛きてて痛くて;
でももう手術室に移動してたから誰にも腰とかさすってもらえないし、身動きできないから自分でもさすれないしで辛かった。
さらに手術台では素っ裸にされまな板の上の鯉状態。もう恥ずかしいのと痛いのとで、やるんなら早くやって~~~と心の中で叫んでました。
いよいよ準備が整って、背中に一本麻酔の注射。背中に注射なんてしたことなかったから怖くて、先生が注射前に消毒するだけでもおびえて背中がビクッとなっちゃって。
先生に「背中が怖がってる(笑)。大丈夫だよ、そんなに痛くしないから」とちょっと笑われてしまいました。
麻酔が効いて手術開始。手術中は看護師さんがそばにいて、ずっと手を握って励ましてくれました。
始まったら40分くらいで終わったんだけど、その間にお隣りの分娩台で頑張っていた妊婦さんが出産して赤ちゃんの産声が。感動のシーンの雰囲気が伝わってきていいなぁと思っていたら、その後少しして自分の赤ちゃんの産声が聞こえてきました。
先生や看護師さんが「無事産まれたよ、女の子だよ」って声をかけてくれて、すぐに産湯が済んだ赤ちゃんを見せてもらって、「うわぁ、さっきまで自分のお腹に入ってたなんて信じられない。ちっちゃくて可愛い!私の赤ちゃんなんだ・・・」とじわじわと感動がこみあげてきました。
でも正直嬉しさよりも無事終わったという安心感の方が大きかったかな。
で、実は出産後もいろいろ大変で。
高血圧に加えて貧血気味だったため、術後の出血が多くなってしまいさらに貧血。
私自身はただ頭がボーッとして眠くてたまらない感じだったんだけど、顔色も唇も真っ白で、周りの人にかなり心配をかけたらしい。
最終的には輸血を受けて回復しました。
むくみも全身に渡るほどひどかったので、点滴で徹底的に小さい便にして水分を外に出すため毎日点滴。
さらに貧血のための点滴も加わって、血圧もなかなか下がらなくて寝てばっかりいました。
そしてそして、びっくりしたのが体重です。
出産するときは、妊娠前から8kg増だった体重が、出産してむくみが取れた後に計ったらなんと13kg減っていました。つまり差し引き5kg痩せていた計算に。
足や手のむくみはわかっていたけど、もともと太り気味だったから顔や身体までむくんでいるとは思いもよらず。痩せていることにもまったく気づきませんでした。
入院中先生に「顔が一回り小さくなったね」と言われ内心ウキウキ。
確かに出産直前まで食事量は減ったままだったもんなぁ。ちょっと得した気分になっちゃいました。
何はともあれ、出産して2ヶ月と10日ほど経ちました。
出産後は1ヶ月ほど旦那の実家にお世話になり、家族みんなに至れり尽くせりな協力をしてもらってなんとか育児を頑張り、私の身体も無事回復。
今は自宅に戻って、育児にもだいぶ慣れてきて落ち着いた感じです。
まぁ赤ちゃんは夜になるとなかなか寝付いてくれず、毎晩深夜2時3時まで泣き叫ぶ姫と格闘していますが。
御多分に洩れず抱っこが大好きで、抱っこでは寝るけどベッドに置くとお目覚めになるので、熟睡してくれるまで抱っこし通しな日も。
寝不足でフラフラ、肩こりはもとより、腰と膝にもきて体中ガタガタですが、姫の寝顔や笑顔に癒されなんとか頑張っている毎日です。
出産後すぐです。「琴梨(ことり)」と名づけました。
こんなに変わりました。赤ちゃんの成長って早い!
髪がふさふさで頭でっかちに見える;